成瀬整骨院ブログ
腰痛がひどくても運動したほうがいいのでしょうか?
2010年7月30日 22:35
Q:腰痛がひどくても運動したほうがいいのでしょうか?
A:こんにちは、横浜市金沢区 成瀬整骨院の成瀬です。
この質問をする人の心中は、できれば「運動をしたくない」と思っています。本当にやりたければとっくに運動してますからね。
おそらくどこかで誰かに
「あなたの腰痛は運動不足が原因だよ!」とか
「太りすぎが原因だよ。だから安静にしているとさらに太りますよ!運動しなさい!」
などと言われたのでしょう。
私の臨床経験上、「100パーセント運動をしたほうがいい」と思ってやらないと
もし少しでも運動中腰が痛くなったときに
「やっぱりあの先生がいうことは間違っている!運動しなければこんなことにならなかった!」と
自分の選択で運動後に腰が痛くなった結果を、「人のせい」にしてしまう人がほとんどです(笑)
運動をするならば当然ですが「痛くない動き」をするのはOKです。
ただし「痛み止めの薬」は使わないこと。
「痛み止めの薬」を使って運動するのは最悪です。
なぜならば、痛みというのは、これ以上身体を壊さないための脳からの「警告」。
痛みはとても大切なものなのです。
薬を飲む、もしくは注射をすることにより
「痛み」を遮断してしまうと「本当はしてはいけない動き」ができてしまうので、腰の関節破壊がどんどん進行してしまいます。
「無痛症」という身体に痛みを感じない病気の人は、怪我をして血を流していてもわからないので早く死んでしまうのです。
実際は「運動して治す」というよりも
日常生活で痛みを避けて普通に過ごしていると勝手に身体は治ってくるものです。
普段から運動の習慣がある人以外は、無理をしないほうがいいですね。いつも通り生活してください。
薬を飲み続けて最後に、その薬が効かなくなったときは、なかなか腰痛は治りません。
そういうかたが来たときはわれわれ治療家としてはとても治療に苦労します。
できるだけ薬は使わないで、自然治癒力で治しましょう。
まとめ:運動したいのならば、してもいいです。ただし痛くない動きをしてください。
「腰痛を治すために運動をする」というならばやらないでください。腰痛が治ってからの予防として運動をしてください。
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