成瀬整骨院ブログ
難病指定とされている「後縦靭帯骨化症」について
2011年6月 1日 16:41
当院でも施術している「難病指定」とされている「後縦靭帯骨化症」についてです。
難病情報センターより引用開始 後縦靭帯骨化症は黄色靱帯骨化症、前縦靱帯骨化症を 合併しやすく、骨化部位は縦方向や横方向に増大、伸展していきます。骨化があればすぐに症状が出現するわけではありません。症状のない方は定期的にレ線写 真検査をする必要があります。症状が重度になると、日常生活に障害がでて、介助を要することもあります。一般に骨化が急速に大きくなることは少なく、脊髄 神経症状も必ずしも進行性とは限りませんので、手術時期を含めた治療方針は主治医の先生と相談の上、決定する必要があります。その一方で、軽微な外力で四 肢麻痺になることがありますので、転倒などには十分注意する必要があります。 引用終了
そこでなぜ「靭帯部分が骨化」するでしょうか?
これは私見ですが、骨化している弱体化した部分が、補強している靭帯では支えきれなかったためと考えられます。
身体が自然に防御反応として「骨化」することによって強度を増しているのです。
建築で例えるなら、家の柱では支えきれないために、さらなる板で補強工事しているようなものです。
そこで病状が進行して「麻痺」が出ないうちに、全身の機能を引き上げることが必要になります。
それは筋肉をつけて補強するというよりも、まずはじめに「温度調節に強い身体」をつくること。
例えば、ウォーキングなど軽い運動で、「温度調節をしやすい身体」を作ることがとても有効です。
温度調節=汗腺の働きによるものです。汗腺は自律神経が司っています。
汗腺も筋肉と同じで、使わなければ衰えるので、まずは軽い運動で汗腺を鍛え温度調節の機能を引き上げましょう。
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