成瀬整骨院ブログ
膝の水は摩擦熱を下げる働き
2011年9月27日 16:36
こんにちは、横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院のスタッフです。
よく「膝に水がたまる」といいます。
その水とは、正式には滑液(かつえき)と言います。
その滑液が通常よりも異常に増えた状態が、「水が溜まる」というものです。
滑液とは、膝関節内の軟骨と軟骨とがすり減り、その摩耗物質が滑膜を刺激して出たものです。
要するに、膝の摩擦熱を下げるために、水が出るのですね。
以下引用します。
徹底図解 人体のからくり 坂井 建雄 監修 宝島社文庫より引用
関節を構成する2つの骨の先端は、それぞれ軟骨で覆われ、骨同士が擦れて傷つけ合うのを防いでいる。骨の場合は、骨の内部を通る血管の血液で栄養補給ができるが、軟骨には血管がないので栄養を得ることができない。そこで、軟骨と軟骨の間にある滑膜という薄い膜から分泌される滑液から栄養を吸収している。人間は1日に約10万回も関節を動かしているが、それほで酷使しても耐えられる構造をしている。だが、関節に負担をかけると、軟骨と軟骨がすり減り、その摩耗物質が滑膜を刺激して滑液の分泌が増えてしまう。この滑液が異常に増えた状態が、「水が溜まる」ということ。
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