成瀬整骨院ブログ

5類感染症-定点把握、感染性胃腸炎について 1/4

2014年10月 9日 10:27

こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-定点把握、感染性胃腸炎について以下参考として引用します。1/4


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-定点把握
感染性胃腸炎
infectious gastroenteritis
草地信也 東邦大学教授・外科(東邦大学医療センター大橋病院)

病態と診断
 感染性胃腸炎は、病原微生物がヒトの腸管に侵入、定着、増殖して発症する疾患の総称であり、その原因としては細菌性、ウイルス性、真菌性、寄生虫性と多種にわたる。感染症法では、5類感染症(定点把握)に分類されている。
 本邦においては、ロタウイルス、ノロウイルス、サルモネラ、カンピロバクター
腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、病原性大腸菌感染によるものが多い。
 ロタウイルスは小児の冬季下痢症の原因として重要であり、1-3日の潜伏期の後、嘔吐と激しい白色水様便を認めるのが特徴で感染力が強い。
 ノロウイルスも1-3日の潜伏期の後、嘔吐と下痢に加え感冒症状を伴うことが特徴である。
 サルモネラは鶏卵関連食品、牛肉を感染源とし、潜伏期は12時間ほどで発熱、腹痛、下痢(時に血便)を認める。
 カンピロバクターは鶏肉、馬肉、牛レバーにて感染し、潜伏期は2-10日と長く腐敗臭の水様便(時に血便)を認める。
 腸炎ビブリオは夏季に魚介類を介して感染し、潜伏期間は8-20時間と短く、発熱、腹痛、下痢(時に血便)、腹痛で発症する。
 ブドウ球菌は潜伏期間が3-10時間と短く、激しい嘔吐、下痢を認めるが発熱がないことが特徴である。
 病原性大腸菌では腸管出血性大腸菌O-157が多く、潜伏期間は2-10日と長い。
 その他特殊なものとしてClostridium difficileによる偽膜性腸炎やメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA:methicillin-resistant Staphylococcus aureus)によるMRSA腸炎がある。偽膜性腸炎は、白血球数が20,000-30,000と高値を呈することが多く死に至ることもあり、疑った時点で下部消化管内視鏡検査を施行し、偽膜の証明とCD toxinチェックを行う。MRSA腸炎は、抗菌薬使用患者や術後の患者に発症し、緑色様の多量の泥状便が特徴的であり、脱水や電解質異常をきたし重篤化することがある。両疾患ともに経口的にバンコマイシンの投与を行う。




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