成瀬整骨院ブログ

5類感染症-定点把握、感染性胃腸炎について 2/4

2014年10月10日 10:29

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-定点把握、感染性胃腸炎について以下参考として引用します。2/4


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-定点把握
感染性胃腸炎
infectious gastroenteritis
草地信也 東邦大学教授・外科(東邦大学医療センター大橋病院)

治療方針
 治療初期の病原微生物の原因特定は困難であり、初期治療では対症療法を優先し、患者の重症度、背景(年齢、基礎疾患、発症時期、渡航歴)、を考慮し治療方針を決定する。本症では、腹痛や下痢を認め食事摂取困難となり脱水を伴うことが多く、初期治療では脱水に対する補液が重要となる。経口摂取可能症例では、スポーツ飲料で脱水を予防しながら外来にて内服治療可能であるが、経口摂取困難症例では、入院させ絶食により腸管安静とし、点滴で脱水を補正する必要がある。特に小児や高齢者では重症化しやすい。肝硬変症例、化学療法中などの免疫機能が低下した患者は敗血症をきたすことがあり、入院での抗菌薬治療も含めて迅速な対応が必要である。
 一般的にウイルス性腸炎に対しては、有効な抗菌薬がなく対症療法に頼らざるを得ない。本邦では、ノロウイルス、サルモネラ、カンピロバクター、腸炎ビブリオ、ブドウ球菌、病原性大腸菌感染によるものが多い。これらに有効な抗菌薬の選択が重要であり、ニューキノロン系抗菌薬の再検討が必要となる。またニューキノロン系抗菌薬は、赤痢、腸チフス、パラチフス、コレラに対しても有効であることから旅行者下痢症の患者にも有効である。
 病原菌がカンピロバクターであったときは、マクラロイド系抗菌薬に変更する必要がある(日本では、カンピロバクターがニューキノロン耐性であることが多いため)。小児や妊婦に対しては、ホスホマイシンカルシウム(ホスミシン)を選択する。解熱薬はニューキノロン系抗菌薬との併用で、けいれん発作を起こすことがあり注意が必要である。やむを得ず飛揚するときは、抗菌薬をホスミシンに変更するか、解熱薬としてアセトアミノフェン(カルナール)を選択する。



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