成瀬整骨院ブログ

■ 2018年12月

5類感染症-全数把握、梅毒について 2/3

2014年9月25日 17:25

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-全数把握、梅毒について以下参考として引用します。2/3


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-全数把握
梅毒
syphilis
松本哲郎 産業医科大学教授・泌尿器科

無症候性梅毒
臨床症状を認めないが、梅毒血清反応が陽性のもので、TPHA法やFTA-ABS法によって、生物学的偽陽性反応を除外されたものを指す。初感染後全く症状を呈さない場合や、第1期から第2期への移行期、第2期の発疹消退期や陳旧性梅毒などの場合がある。STS法のガラス板法で16倍以上の場合、治療と届け出を要するが、自動化法での正確な数値の決定が行われていないのが現状である。無症候性で陳旧性の場合、治療を要しないものも多いので、注意が必要である。
診断
 確定診断はT.p.の検出または梅毒血清反応によりなされる。T.p.は、第1-2期の病変から得られたサンプルをスライドグラスに採り、染色するパーカーインク法が用いられ、長さ約6-20μmのらせん状の病原体を確認できることがある。梅毒血清反応は、カルジオリピンを抗原とするSTS法(ガラス板法、RPRカードテスト、凝集法)のうち1法とTPHA法を行い、定量法も併せて施行する。しかし、感染後約4週間は陽性を示さないので、注意が必要である。



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5類感染症-全数把握、梅毒について 1/3

2014年9月24日 17:23

こんにちは横浜市金沢区の肩こり・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-全数把握、梅毒について以下参考として引用します。1/3


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-全数把握
梅毒
syphilis
松本哲郎 産業医科大学教授・泌尿器科

病態と診断
 梅毒はTreponema pallidum subspecies pallidum(T.p.)感染症で、主として性行為で感染する。一般に、皮膚や粘膜の小さな傷からT.p.が侵入することによって感染し、やがて血行性に全身に散布され、さまざまな症状を引き起こす全身性の慢性感染症である。診断後7日以内に届け出を要する5類感染症である。胎児が母体内で感染した場合、先天性梅毒とよび、それ以外を後天性梅毒とよぶ。また、症状を呈する顕正梅毒と、症状が認められないが梅毒血清反応が陽性となる無症候梅毒に分けられる。最近、その罹患率が増加していることが指摘されている。HIV感染に併発することもあり、その場合は進行が速いことがある。
顕症梅毒
1.第1期梅毒 感染後約3週間で、感染局所に子豆大から示指頭大までの軟骨様の硬度をもつ硬結(初期硬結)が生じる。初期硬結は周囲の浸潤が強くなり、中心に潰瘍を形成し、硬性下疳となる。この時期は、一般に疼痛などの自覚症状はない。男性では冠状溝、包皮、亀頭部などが、女性では大小陰唇、子宮頸部などが好発部位である。所属リンパ節も腫大してくる。病変は2-3週間で消退し、その後約3か月間無症状となる。
2.第2-4期梅毒 感染約3か月後、T.p.が全身に散布され、皮膚・粘膜の発疹や臓器梅毒の症状がみられる時期を第2梅毒という。発疹は多彩で、丘疹性梅毒疹、梅毒性乾癬、梅毒性バラ疹、扁平コンジローマ、梅毒性アンギーナ、梅毒性脱毛、膿疱性梅毒疹などが出現する。この後、3年以上放置すると、結節性梅毒疹やゴム腫を生じる第3期、また、大動脈炎、大動脈瘤、脊髄癆、進行性麻痺などの症状が現れる第4期梅毒に移行することがある。しかし、第3期や第4期の梅毒は、現在ではきわめて少ない。



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5類感染症-全数把握、HIV-1感染症の治療の基本事項について

2014年9月23日 17:21

こんにちは横浜市金沢区の変形性膝関節症・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-全数把握、HIV-1感染症の治療の基本事項について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-全数把握
HIV-1感染症
HIV-1 infection(acquired immunodeficiency syndrome:AIDS)
健山正男 琉球大学大学院教授・感染病態制御学

治療の基本事項
 a)抗HIV薬を、原則として3剤以上併用する。
 b)組み合わせの基本は、核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI)2剤+非核酸系逆転写酵素阻害薬(NNRTI)またはプロテアーゼ阻害薬(PI)である。
 c)PIを用いる場合は、リトナビル〔ノービア・ソフトカプセル(100mg)〕を併用するかリトナビルとの合剤(カレトラ錠)を用いる。
 d)初回導入時および必要に応じてHIV薬剤耐性検査を施行する。
 e)患者が使用する他の薬剤、食物、サプリメントとの相関作用をチェックする。
 f)可能な限り、服薬回数および錠剤が少ない組み合わせを選択するようになる。
治療未経験患者における具体的な処方
1.優先処方薬 a群とb群を以下のように組み合わせる。
処方例 1)-4)のいずれかと5)を併用する。
1)は妊娠第1期の間や妊娠の可能性がある場合は使用しない。3)はプロトンポンプ阻害薬(PPL,20mg/日以上のオメプラゾール等価物)を必要とする場合は使用しない。
 a群:キードラッグ(NNRTIまたはPI)
1)ストックリン錠(600mg)1錠 分1
2)カレトラ錠 4錠 分2
3)レイアタッツカプセル(150mg)2カプセル
 ノービア・ソフトカプセル(100mg)1カプセル(分1)
4)レクシヴァ錠(700mg)2錠
 ノービア・ソフトカプセル(100mg)1カプセル(分1)
 b群:バックボーン(NRTI)
5)ツルバダ錠 1錠 分1
6)ザイアジェン錠(300mg)2錠
 エピビル錠(150・300mg)300mg(分1-2)
7)ゼリットカプセル(15・20mg)60-80mg
 エピビル錠(150mg)2錠(分2)
8)ゼリットカプセル(15・20mg)60-80mg 分2
 エムトリバカプセル(200mg)1カプセル 分1
9)レトロビルカプセル(100mg)4カプセル
 エピビル錠(150・300mg)300mg(分2)
2.代替処方 代替処方は抗ウイルス活性や副作用の点で優先処方より劣る。しかし、患者の基礎疾患などから優先処方よりも適することがある。日本人(HLA-B*5701が0.1%未満)で、心血管系のリスクが低く、HIV量が100,00コピー/mL未満であれば、上記処方例5)の代わりに6)の選択も推奨される。腎機能低下患者では上記処方例5)を避け6)と9)のいずれかを選択する。6)と9)には合剤がある。
患者説明のポイント
・アドヒアランスの維持が、薬剤耐性変異を防ぎ予後を良好にする。ウイルス学的失敗の後の代替薬は、多くの点で不利益をもたらすことを十分理解させる。
・薬物相互作用について理解させる。サプリメント、グレープフルーツ、バーブの一部や他院で処方された薬剤の服用をする場合には連絡をするよう指導する。



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5類感染症-全数把握、HIV-1感染症の治療法について

2014年9月22日 17:19

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-全数把握、HIV-1感染症の治療法について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-全数把握
HIV-1感染症
HIV-1 infection(acquired immunodeficiency syndrome:AIDS)
健山正男 琉球大学大学院教授・感染病態制御学

治療法
 抗HIV療法の開始時期に関しては、2008年に発表された各種HIV診療ガイドラインではCD4数を350/mm3以下に引き上げ、世界的に早期治療が趨勢となっている。これはAIDSの発症リスクを回避するだけでなく、HIV感染そのものが心・血管系、腎・肝疾患を引き起こすことが明らかとなり、またHAART(highly active anti-retroviral therapy)開始時のCD4数と平均余命の正の相関が報告されていることによる。その他、AIDS発症者は当然であるがCD4数にかかわらず、妊婦、HIV腎症、HBV(hepatitis B virus)の治療を要するHBV感染者も治療開始が推奨されている。2008年は既存薬と異なる作用機序の3薬剤を含めて、新規抗HIV薬が本邦でも4剤追加された。これらは、現時点では既治療患者に薬剤耐性や忍容性などに問題が生じた場合の代替薬として位置づけられ、専門家のもとで使用されることが望ましいので、本項では治療未経験患者のHIV-1感染症治療に推奨される処方について解説する。



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5類感染症-全数把握、HIV-1感染症について

2014年9月21日 17:18

こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。


5類感染症-全数把握、HIV-1感染症について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

5類感染症-全数把握
HIV-1感染症
HIV-1 infection(acquired immunodeficiency syndrome:AIDS)
健山正男 琉球大学大学院教授・感染病態制御学

病態と診断
 後天性免疫不全症候群(AIDS:acquired immunodeficiency syndrome)は1981年に報告された。原因ウイルスはヒト免疫不全ウイルス(HIV-1:human immunodeficiency virus)である。同ウイルスには2つのタイプが知られているが、本邦はもちろんのこと世界的に流行を来しているのはHIV-1であり、本項ではHIV-1について述べる。
 HIV感染後に免疫能が破壊され、厚生労働省が規定した23疾患を合併するとAIDSと定義される。HIV感染後、AIDS発症までの潜伏期は7-10年とされていたが、急性HIV感染症の強い症状が2週間以上持続すると患者は3年以内にAIDSを発症する比率が75%と高いことが報告され、本邦でも報告例が相次いでいる。



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