成瀬整骨院ブログ
むちうちの後遺症について
2010年9月26日 05:27
Q:十年前に交通事故でむちうちになりました。それ以来現在に至るまで、首~肩~腕まで痛みが残っています。ときどき頭痛もあります。十年も前のむちうちが関係することはあるのでしょうか?
A:こんにちは、成瀬整骨院院長の成瀬です。
十年前のむちうちが残っていることは、もちろんあります。
事故の衝撃により、首の骨がずれたままその位置にとどまってしまっていて、それにより「神経のつまり」をおこし、神経の流れが悪くなり、首~肩~腕の障害が十年たっても残存していることがあるのです。
「レントゲン」の画像を診ても、判断できないことが多いのですが、成瀬整骨院では、残存している骨のずれを見つけ出し、矯正して整復することにより、むちうちが回復へと向かいます。
「高度な検査機器」よりも、「人間の感覚」のほうが、病状を正確に読み取れるのは、熟練した治療家であれば当然のことなのです。
治療家だけでなく、NHKの番組に出演した、有名な小児心臓外科の医師は、検査してもわからないメスを入れる場所は、手術が始まり、患部をみていると、メスをいれる部分が「光ってみえる」といいます。
臨床の現場でよくある問題は、十年間もの間、何をしてもむちうちが治らなくて苦しんだのに、「こんな簡単に治ってたまるか」という「心理的な抵抗」です。
信じられないようですが、実際よくあることなので、「心理的な抵抗」から回復した直後の例として、以下に成瀬整骨院に直接メールしてくれた患者さんの感想を引用します。
お蔭様で痛みはとても楽になり、気持ちまでとても楽になりました。
数年来、常に痛いという状態に体が慣れてしまっていたため、
突然やってきた痛くないという状態に体がまだ慣れないくらいです
ということは、「痛い」という状態が本人にとっては正常になっている状態なのです。
また、「痛み止め」の薬を常用している人ほど治らないので、できるだけ薬を使わないようにしましょう。慢性・急性問わず、代わりに「氷のう」を用いて患部を冷やしてください。
<参照> 氷のうの使い方
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