成瀬整骨院ブログ
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について
2011年6月17日 16:47
こんにちは、横浜市金沢区・成瀬整骨院の成瀬豪です。
以前観たテレビ番組で、年齢が20歳代の、女性マラソンランナーの骨量をはかったところその結果は、なんと骨年齢が70歳代でした。
私は以前病院に勤務していた時に、骨量を測る機械をよく操作していたので余計に詳しいのですが、激しい運動やダイエットは確実に骨を老化させます。
骨からカルシウムが流れ出てしまうのです。
私が病院を辞めてから、もう15年くらい経つので、現在はもっと正確に骨の年齢を測れる装置があるはずです。
しかし一度検査して骨量を測ったら、何度もまた測る必要はありません。
骨そしょう症と診断されても大丈夫です。
これ以上骨が弱くならないように、落ち着いて対策をたてれば、何の障害もなく生活を送れます。
「知識ゼロからの身体の不思議入門」上野正彦 著 幻冬舎 より引用
骨だけでも年齢が推定できる
骨は、胎児のときからつくられ始めますが、生まれたときには長さも形も完成されていません。たとえば長い骨は、両端の軟骨部分の骨端成長板というところで軟骨細胞が分裂し、軟骨が硬い骨になることで成長していきます。また、頭蓋骨を構成する平らな骨どうしは、生まれたときにはつながっていませんが、徐々に細かいギザギザのつなぎ目をつくって(縫合)いき、中高年になるとそれが完全にくっついて(縫合)いきます。このように、骨は生まれてから死ぬまで変化しているので、骨だけになってもその人の年齢を推定することができるのです。
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