成瀬整骨院ブログ
痛みを感じているのは脳です
2011年6月17日 22:41
こんにちは、横浜市金沢区・成瀬整骨院の成瀬豪です。
「身体のあちこちが痛む」という人がいますが、実際は一番炎症を起こしているどこか一か所の痛みを脳で感じています。
いのちの科学を語る2「痛みを知る」 熊澤 孝朗 著 東方出版 より引用
「身体のあちこちが痛む」という人がいますが、実際は一番炎症を起こしているどこか一か所の痛みを脳で感じています。
いのちの科学を語る2「痛みを知る」 熊澤 孝朗 著 東方出版 より引用
痛みで痛みが抑えられる
痛みで痛みを抑えるしくみがからだの中にあることは、注意深く観察すれば日常生活の中でも感じられることがあると思います。からだのどこかが痛む時、そこ以外のどこかを痛いぐらいぎゅっと押さえると、もともとの場所の痛みが消えてしまったり、あまり感じられなくなったりします。例としてあげれば、片方の手に不具合があって少し痛みを感じたとき、もう一方の手を骨折すると、骨折の痛みばかりが感じられて、もともとあった痛みの方はあまり感じられなくなるということが起こります。読者のみなさんも、からだのあちらもこちらも同時に同じ程度に強く痛んで困ったという経験はおそらくないと思います。この現象は「広汎性障害抑制調節」と呼ばれており、からだに備わった鎮痛系が働くためと考えられています。痛み信号があちこちから一度に入ったときには、最も緊急を要する場所の痛みだけが伝わり、他の場所はとりあえず後回しにして痛みが抑えられるしくみになっていると考えられます。
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