成瀬整骨院ブログ

寝たきりを防止するために

2011年6月27日 21:53

こんにちは、横浜市金沢区・成瀬整骨院の成瀬豪です。
 
最も最速で骨粗鬆症になるには、無重力である宇宙空間に行くことです。そこで動かなければどんどんカルシウムが骨から抜けだします
 
重力がきいている、我々が生活している地球上でも、あまり動かないでいると骨は弱くなってきます。よく動くと、骨にはカルシウムがくっつくようになっています。
 
できれば「寝たきり」にならないようにしたいものです。

介護はするほうも大変ですが、されるほうがつらいという人のほうが多いです。
 
どう頑張っても、最後は心が折れてしまうこともあるので、それを未然に防ぐことに、成瀬整骨院ではエネルギーを注いでいます。
 

 
筋肉学入門 ヒトはなぜトレーニングが必要なのか? 石井直方 著 講談社 より引用
 
<委縮しやすい筋、しにくい筋>

宇宙飛行によって筋の構造や特性がどのように変化するかについては、多数の動物実験によってしらべられてきました。その結果、筋の中でも特に著しく委縮するものと、それほどでもないものがあることがわかりました。たとえば、旧ソ連の「コスモス計画」では、ラットを用いて宇宙飛行実験(2週間)が行われています。後肢筋群のうち、ヒラメ筋、長指伸筋(EDL)、足底筋などの筋湿重量を飛行後に測り、同時期に地上で過ごした対照と比較すると、ヒラメ筋で最大で約40%の減少が起こるのに対し、EDLや足底筋ではたかだか10%程度の減少しか起こりません。こうした変化をもう少し詳細に、経時的に調べるためには「地上模擬試験」が有効になります。模擬試験でもっとも多用されるものが「後肢懸垂」と呼ばれる方法です。後肢懸垂では、ラットも尾を糸で釣り上げたままにし、前肢だけで生活させるようにします。後肢は自由に動かせるのですが、バタバタと「空回り」をするだけですので、大きな力発揮が起こらなくなります。したがって、宇宙飛行の場合と似た「除負荷」も効果を調べることがある程度可能です。さまざまな期間、後肢懸垂を行わせたラットから筋を摘出し、その筋湿重量を対照群のものと比べることによって筋委縮の時間経過がわかります。実験結果から、ヒラメ筋では2週間でほぼ50%の委縮が起こりますが、足底筋では15%程度の委縮しか起こらないことがはっきりとわかります。この結果は、宇宙実験の結果とよく合っています。ラットでは、ヒラメ筋は重力に逆らって姿勢を維持するために重要な筋、すなわち「抗重力筋」の代表例で、遅筋線維が多いという特徴があります。一方、EDLや足底筋は、逆に速筋線維が多い、運動のための筋の代表です。したがって重力の作用を強く受ける抗重力筋が著しく委縮することは当然かもしれません。ヒトの場合には、ラットよりも質量が大きく、また直立歩行をしますので、事情はもっと複雑になるでしょう。少なくとも抗重力作用をその機能の一部として持つ筋は多数あり、ヒラメ筋のほかに大腿四頭筋、大殿筋、腸腰筋、脊柱起立筋、広背筋などがあげられます。したがって、宇宙飛行によってこれらの筋が特に著しく委縮するものと考えられますが、この点についてはいまだ十分に研究されていないのが現状です。


 
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