成瀬整骨院ブログ
激しいトレーニングをすると老化する
2011年7月 5日 13:02
こんにちは、横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院の成瀬豪です。
筋肉は鍛えると肥大して太くなります。
ですが、健康を保つということが目的ならば、あまり筋肉を鍛える必要はありません。
トレーニングは、「目的が何か」によって必要性が違ってきます。
激しいトレーニングは確実に身体が老化してしまいますのでお気をつけください。
サウナスーツをして２時間ジョギングすると、身体が一カ月老化するというデータもあるようです。
筋肉学入門 ヒトはなぜトレーニングが必要なのか？ 石井直方 著 講談社 より引用
<筋肉の構造と機能・筋肉の役割＞
私たちを含む哺乳類の筋肉には、大きく分けて４つの役割があるといえます。１つ目は、直感的にわかるように、力を発生し、運動の源となることです。いうまでもなく、これが筋のメインのはたらきとなります。２つ目は、熱源となることです。私たちが体温を維持できるのは、実は筋がエネルギーを使って熱を発しているからです。したがって、筋はからだの中で、一番のエネルギー消費者といえます。ウエイトトレーニング行うと肥満の防止にも役立つということはこのためで、ウエイトトレーニングによって筋が活性化すると基礎代謝量が増え、おのずとエネルギーをたくさん消費するようになります。３つ目は、循環の補助作用です。筋が強い力を発生すると筋内部の圧力が高まり、血液が絞り出されます。弛緩すると、筋の中の血液が急激に流れ込みます。このように収縮と弛緩を繰り返すと、幹はあたかもポンプのようにはたらいて、からだの中の血液循環を助けます。心臓より下の位置にある下肢の筋群では、この役割は特に重要になります。４つ目は、力学的ストレスからからだを保護する役割です。発達した筋は骨や内臓を衝撃から保護するショックアブソーバーとなります。アメリカンフットボールや空手などのコンタクトスポーツでは、強い打撃からからだを保護するために、ある程度の筋量が必要とされます。しかし、コンタクトスポーツの場合に限らず、関節を取り巻く筋をバランス良く発達させておくことが必要となります。
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