成瀬整骨院ブログ
折れた骨がくっつくまでの期間について
2011年7月13日 16:17
こんにちは、横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院の成瀬豪です。
骨折後の、癒合日数(折れた骨がくっつくまでの期間)を引用します。
柔道整復学・理論編 改訂第5版 社団法人 全国柔道整復学校協会 監修
社団法人 全国柔道整復学校協会・教科書委員会 編
骨癒合に要する日数は,年齢,全身状態あるいは治療法など,多数の因子に影響され必ずしも一定ではないが,グルトGurltの骨癒合日数を基準に実情を勘案し,おおむね下記の期間を一応の標準と考える.
①中手骨 2週間
②肋骨 3週間
③鎖骨 4週間
④前腕骨(橈骨, 尺骨) 5週間
⑤腓骨 5週間
⑥上腕骨骨幹部 6週間
⑦脛骨 7週間
⑧下腿両骨 8週間
⑨大腿骨骨幹部 8週間
⑩大腿骨頸部 12週間
骨折の癒合日数は確定できるものではなく,単に骨が硬化する日数,すなわち,仮骨硬化期までのことであり,機能回復にはさらに多くの日数を必要とする.なぜならば,骨折の癒合機序が進行するに従い軟部組織は瘢痕を形成し,関節も損傷のために強直したり,また長期間の固定のために拘縮を起こし,筋は痩せて血行障害を起こし,腱鞘との間に癒着を生じて機能障害を残すからである.したがって,骨折部が硬化しても,四肢の関節運動機能が質的にも量的にも回復して行えるようになるには一般的に骨硬化に要した日数の2~3倍を必要とする.また小児の骨折は成人に比して2~3割早く癒合する.骨折の治癒はこの硬化日数をいかに短縮するかにあって,硬化日数が短ければ短いほど,骨折の治癒期間は短縮される.最近の骨折治癒の傾向として固定期間の短縮と,早期運動療法の開始に主眼をおくのも治癒期間の短縮が目的である.
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