成瀬整骨院ブログ
高血圧の人は、血圧が下がっても喜べない状況がある?
2012年1月22日 09:19
こんにちは横浜市金沢区の整体・整骨・成瀬整骨院のスタッフです。
高血圧の人は、高かった血圧が下がっても、喜んではいけない状況があるそうです。以下参考として引用します。
臓器の急所 生活習慣と戦う60の健康法則 著 吉田たかよし 角川SSC新書より引用
血管の若さを保つ簡単習慣
喜んではいけない血圧の低下もある
高血圧が健康にとって望ましくないのは間違いありません。ところが、高かった血圧が下がってもよろこんではいけないケースもあるのです。
血圧には最高血圧と最低血圧があります。心臓が収縮して血液を大動脈に送り出すときに血圧が最も高くなるので最高血圧、心臓が拡張して大静脈から血液が戻ってくるろきに血圧が最も低くなるので最低血圧といいます。
高齢になって血管が老化すると、最高血圧が一般的にどんどん上昇していきます。ところが、もう一方の最低血圧のほうは、高齢になると逆に下がることがあるのです。高血圧で悩んでいた人は「片方だけでも血圧が下がって、よかった!」と喜ぶ人が大半です。
しかし、これは大間違いです。高齢になって、最高血圧は上がる一方なのに最低血圧が下がってきた場合、最も考えられる原因は「血管の老化」、特に大動脈の老化です。
大動脈とは、文字通り、人体で最も太い動脈。直径は2~3センチもあります。心臓から出て、胸からお腹を通って腰のあたりで右脚と左脚への2つに枝分かれするまでが大動脈です。
大動脈は、ただ太い血管ではありません。実は血圧の安定にとって大切な働きをしています。私、医学部生のときに手術に立ち会って、生まれて初めて生きた大動脈を見ましたが、このときの感動は今でも忘れません。心臓が収縮すると、血液は一気に心臓から大動脈に送られます。すると、大動脈が一瞬、驚くほど膨らむのです。その膨らみは波打つように移動し、時間をかけて全身に血液が送られていきます。大動脈は「第2の心臓」と呼ばれますが、見た目もまさしく小型の心臓。こうした動きで大動脈は、血圧を分散させるクッションの役割を果たしています。
ところが、老化によって大動脈が固くなると血管にしなやかさがなくなって膨らみにくくなります。すると最高血圧がドーンと上がり、逆に最低血圧は下がってしまうわけです。
血圧の一方が下がっても喜んではいけません。大動脈がこれ以上老化しないよう、引き続き、塩分の摂取を控え、現在の血管年齢をキープするよう心がけてください。
健康ヒント
最高血圧が高く、最低血圧だけが下がった場合、高血圧は治っていない。大動脈の老化が原因と知る。
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