成瀬整骨院ブログ
紫斑病性腎炎の診断や標準治療、予後について
2013年7月27日 10:03
こんにちは横浜市金沢区の腰痛・成瀬整骨院のスタッフです。紫斑病性腎炎の診断や標準治療、予後について以下参考として引用します。
家庭の医学Yahoo!ヘルスケアより引用
診断
発症時にネフローゼ症候群、高血圧、腎機能低下を認める症例、1g/日以上のタンパク尿が持続する症例では、治療方針の決定、予後判定のために腎生検を行います。腎生検の糸球体病変は、メサンギウム細胞の増殖とその領域の拡大、壊死性病変、半月体形成などを伴うことがあります。メサンギウム領域へのIgAとC3の沈着を認め、IgA腎症と類似し区別が難しいといえます。IgA腎症は紫斑病性腎炎の腎限局型とする報告もあり、血清IgAは高値のことが多いです。
標準治療
臨床所見と病理像により治療法が決定されます。
予後
シェーンライン・ヘノッホ紫斑病の経過は約1カ月といわれ、一般的に予後は良好です。紫斑病性腎炎はシェーンライン・ヘノッホ紫斑病の予後を決定する重要な因子です。顕微鏡的血尿のみの症例では予後は良好ですが、1g/日以上のタンパク尿を示す症例、とくにネフローゼ症候群を示す症例は予後は悪いとされます。重篤（じゅうとく）な腹部症状、持続性紫斑、7歳以上での発症などは予後が悪いとされています。
生活上の注意
上気道感染など感染症に留意し、日頃から規則正しい生活および、うがい、手洗いなどの励行など、基本的なあたり前のことが大切です。
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