成瀬整骨院ブログ

敗血症性ショックの治療方針について

2013年11月 1日 15:39

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


敗血症性ショックの治療方針について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用


敗血症性ショック
Septic shock
谷川攻一 広島大学大学院教授・救急医学


治療方針
 敗血症性ショックの対応は次の3つの柱からなる。
敗血症の早期診断
 敗血症の診断は比較的容易であるにもかかわらず、しばしば見逃されて治療開始の遅れに繋がることが指摘されている。看護師も含めた医療スタッフがSIRSの各項目を迅速に評価できるようにしておく。SIRSの原因として感染症の関与が明らかでない場合はプロカルシトニン濃度測定が有用である。
急速輸液と人工呼吸
 ショックに対しては、まず細胞外液(乳酸リンゲル液、酢酸リンゲル液など)の急速輸液を行う。細胞外液500-1,000mLを30分間で急速投与し反応を確認する。ショックが持続する場合は肺うっ血による酸素化障害をきたさない限り急速輸液を繰り返す。必要に応じて5%アルブミン製剤を使用してもよい。急速輸液に反応しないショックに対しては血管収縮薬(ノルアドレナリンやドパミン塩酸塩)を使用する。急速輸液の目標は、中心静脈圧8-12mmHg、平均動脈圧65mmHg超、中心静脈血酸素飽和度70%超である。中心静脈血酸素飽和度が70%以下であり、ヘモグロビン濃度が低い場合は心筋収縮力増強薬(ドブタミン塩酸塩)の投与を行う。低酸素血症や意識障害を合併する場合には躊躇せず人工呼吸を開始する。
処方例 下記の薬剤を症状に応じて適宜用いる。
    1)    ノルアドレナリン注(1mg) 0.02-1μg/kg/分 持続静注
    2)    カタボンLow注(0.1%、200mg) 1日200mL 5-20μg/kg/分 持続静注
    3)    ドブトレックスキット点滴静注用(0.1%、200mg) 1日200mL 3-20μg/kg/分 持続静注
迅速な感染源対策
 感染巣の検索と検体のグラム染色/培養による原因菌の同定を急ぐ。原因菌の同定と抗菌薬への感受性結果を待つ間に、最も疑われる感染巣と原因菌をターゲットとして、十分な量の抗菌薬をできる限り早く投与する。また、感染巣に対する外科的治療やドレナージが遅れてはならない。




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