成瀬整骨院ブログ

衝心脚気(脚気心を含む)の治療方針について

2013年11月 1日 17:11

こんにちは横浜市金沢区の骨盤矯正・成瀬整骨院のスタッフです。


衝心脚気(脚気心を含む)の治療方針について以下参考として引用します。


今日の治療方針
私はこう治療している
総編集 山口 敬 北原光夫 福井次矢
TODAY'S THERAPY 2010 医学書院
より引用

衝心脚気(脚気心を含む)
Shoshin beriberi(including cardiac beriberi)
長尾 建 日本大学教授・循環器科(駿河台日本大学病院)


治療方針
 慢性心不全の急性増悪型の救急対応、血管原性ショックの救急対応に準ずる。ポイントは循環管理の初期対応としてビタミンB1 100mg(適宜増量40mgまで)を静注することである。一方、ピットフォールは、高度な代謝性アシドーシスのためアルカリ剤(メイロンなど)を投与しても、その効果をほとんど認めないことである。
 ショックに対する救急循環管理は下記のごとくである。
肺野聴診で湿性ラ音のない場合(肺水腫非合併)
1.第1段階 急速大量細胞外液輸液を行う。
 処方例1)を2)または3)と併用する。
    1)    生理食塩液、またはヴィーンF注(500mL) 500mL-2L 点滴静注
    2)    アリナミンF注(100mg) 1回1アンプル(20mL) 静注
    3)    ビタメジン中(チアミン100mg/バイアル) 1回1バイアル 静注
2.第2段階 上記を用いても収縮期血圧(SBP)が改善しない場合、下記を用いる。
a. SBPが70mmHg未満の場合
処方例
ノルアドレナリン注(1mg) 0.5-30μg/分 点滴静注
b. SBPが70-100mmHgの場合
処方例
プレドパ注、またはカコージンD注 2-20μg/kg/分 点滴静注
肺野聴診で明らかな湿性ラ音、浮腫がみとめられる場合(肺水腫合併)
    a.    SBPが70mmHg未満の場合
処方例1)を2)または3)と併用する。
    1)    ノルアドレナリン注(1mg) 0.5-30μg/分 点滴静注
    2)    アリナミンF注(100mg) 1回1アンプル(20mL) 静注
    3)    ビタメジン注(リアミン100mg/バイアル) 1回1バアイル 静注
    a.    SBPが70-100mmHgの場合
処方例1)を2)または3)と併用する。
    1)    プレドパ注、またはカコージンD注 2-20μg/kg分 点滴静注
    2)    アリナミンF注(100mg) 1回1アンプル(20mL) 静注
    3)    ビタメジン注(チアミン100mg/バイアル) 1回1バイアル 静注




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